局の道楽日記 2ndステージ

gooブログから引っ越ししてきました 読書 ゴルフ 旅行 醸造酒に合わせる食事が好き

生きて返ってきてよかったね


昨日 東京東部(今年の大河ドラマの舞台に近い所である) 毎年恒例の小中の同窓生の会でした。
舞台友Nプロデュースでもう20年近くは続いている。東京在住の私たち 実家地方や関西や東海地方からこの日のためにわざわざ出向く友人たち。


この日オットが出る時に色々言うもんでちょっと遅刻(3分ね)してしまったが 階段の下で
「局まだ来ないんかね~? まさか忘れちゃいないだろうね」とよく響くNの声が・・・
「ごめん~ 来たよ」と叫びながら階段を上るワタシ
20名がもう顔をそろえていた。
この集合率の良さはフグ愛なのか 同窓生愛なのか・・・

まあ自分じゃ敢えて食べに行かないから年に一度のお楽しみですね。



ワタシはこれが好き ↓
この辺でビールからヒレ酒に


「今年は値上がりしたのに去年より野菜の盛が減ったよね」とわざわざテーブルを回って具菜の量を確かめに来た舞台友N
まあ飲み放題でこれだけ次から次へ酒のおかわりする人たちだから文句は言えないね。


初参加の人 海外留学して博士号を取ったいきさつを書いた本をこのほど上梓したらしい。今日はここにくる前に「べらぼう」ゆかりの地を訪ねて来たらしい。
みなさん頑張って生きて来たんだねえ・・・



ところで、この日 一番の感動は I が来たことだった。
遅刻して入ったワタシが 彼の顔を見て仰天して「ええええ! I君!」と叫んだら
「お~ 局 生きてたぞ」との答え。
なぜならIは3年前くらいに難病を得て その関連で一昨年心筋梗塞で死にかけ 一時は介護度でいうと5くらいの身体状態になってしまったというのを聞いていたから。
それが痩せておじいさんぽくはなっていたがニコニコ笑って座っていたから・・・

一次会が終わって 近くのカラオケに行く私たち この時点で脱落者が5人くらいだったから結構な参加率でしたね。
いつも「歌わないでしゃべる場」としての二次会なんだけど 今回ばかりは歌ってもらった。

生還したIとT Drデュオ



二人共美声で歌ウマさんたち。彼らの十八番の「チャンピオン」は伝説のナンバーだった。
去年 Iは療養中で 「もうIは再起不能かも」「ちんぺいさんも死んじゃったねえ」「Tとデュエットのあの歌がもう一度聞きたかった・・・」と勝手に Iの再起をあきらめていた私たち(でもそれほど深刻な事態だったのよね)



それが また聴けた瞬間 
大声で「それからどした!」なんて合いの手を入れながらも涙ぐむN



「だってさ 嬉しいじゃない また I と T の歌が聞けたんだよ!」
歌い終わって抱き合う二人 ワタシも胸アツだった。

その後 当時わたしたちがよく歌った 「翼をください」だのを大合唱したら I が
「俺さ 死にかけて三途の川の手前で 中学の時にみんなで歌った曲が聞こえてさ それで川を渡らず引き返したんだよ」



歌い終わって抱き合うDrたち

嬉しいねえ・・・・

実家地方に帰る友人たち
「あ~ 今日は楽しかった」
「今度 局はいつ帰ってくるん?」
「また飲もうね」



極寒の東京で心が温まった日・・・