
オットがつきあってくれたのでまた車で両親の施設にお見舞い
ちょうどまた訪問歯科医さんが口腔ケアをしてくれていたが、それがイヤだったのかとても機嫌が悪かった。

いつもの
「ちっとも今まで来なかったくせに・・・」
「よその家のムスメはいつも来ていた」が始まった。
「だ~か~ら~ コロナで部屋に入れなかったんだよ。」って言っても聞く耳持たず。
オットが、
「お母さん アイスクリーム持って来ましたよ」とか
「〇子も僕も玄関までは何度も来てましたよ」とか
間に入ってとりもとうとしているのがわかったが、母の私を見る目は冷たくなるばかりだった。
フグを食べつつ介護話 - 局の道楽日記
この記事の中の本の一節の
地域包括センターの職員の男性が、私にこう言った。
認知症はね、大好きな人を攻撃してしまう病なんですよ。すべて病がさせることなのです。
この言葉が今の私を動かしている。
頭ではわかっていても悲しいというか情けないんですね。母と私の時が終わりに近づいているというのに。
父は眠そうだったが、ちゃんとひげもそってもらって清潔そうだった。
アイスクリームを持って行ったら
「ありがたいねえ」と言った。
担当の介護士さんは
「お父さんは 俺はムスコよりムスメの方が可愛いんだよ」って言ってましたよ。と言った。
わかっているのかいな? ワタシに「お前は25くらいになったのか?」と言ってたぞ。
帰るまえに、もう一度母の部屋に行って
「また来るね」と言ったら
「来なくていいよ」と言われた。
車に戻ってなんとなく気まずかったのであろう、オットがちょっと寄って行こうぜと言ったのは



イチゴ農園である。
イチゴ狩もできるが熟年夫婦二人でやっても仕方ないので、とれたてのイチゴを自宅用とムスコ宅用に買って
その場でこちらを

甘いものは心をなごませる。オットは普段ムカつく事もあるが、こっちが弱ってる時には優しいヤツである。
しかし、この精神的ダメージはイチゴパフェくらいじゃまだ収まらず

その夜、衝動的にこれをポチしてしもた。(中身じゃなくてバッグだけね)
まあ今までのはファスナーが壊れそうだったしと自分に言い訳しつつ・・・
姑の癌闘病の頃も、お見舞いのたびに小さく散財してたっけな・・・